英語を使う仕事と英語力・英語を使う仕事をするにはどのくらいの英語力が必要? (1)

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英語を使う仕事と英語力
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英語を使う仕事と英語力 (1)

英語を使う仕事と英語力

「英語を使う仕事」って何だか難しそう
英語がペラペラじゃないとできないような気がする。
そう思った事はありませんか?

結論から申し上げますと、「英語を使う仕事」は至ってシンプルなのです!
もっと言えば、ペラペラである必要は全くありませんし、
難易度の高い専門文書をスラスラ読める必要もありません。

難易度の高い専門書は、例え日本語であってもなかなか理解できないと思います。
それを英語だからスラスラ読めるわけではないのと同じです。

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英語を使う仕事をするにはどのくらいの英語力が必要?

英語を使う仕事をするにはどのくらいの英語力が必要?

「英語を使う仕事」と一口に言っても、使う英語の種類や難易度は
業種や業務内容によってさまざまです。

例えば、接客業であれば、話すこと・コミュニケーションを取ることがメインとなります。
事務職であれば、メールや電話対応、資料作成などがメインとなるでしょう。
それでは、具体的な仕事の例を見ながら、必要な英語力を確認してみましょう。

接客・オペレーター

接客業の場合、直接・間接を問わず、外国人のお客様と直接話す機会が多くあります。
ここで必要な英語力は「相手の要求を理解する能力」「相手が知りたいことを正確に伝える能力」です。
いわゆる「聞く力」+「コミュニケーション力」です。
完璧な英語を話す必要はありませんが、
相手にこちらの話を理解してもらえるだけの最低限の英語力は必要です。

比較的難易度は低めですが、ここで一番注意しないといけない事は、
ランゲージバリアから生じる誤解です。

私は以前、15か国語以上のチームと一緒に仕事をしていました。
そこで外国人の同僚と日本の会社との間で起きたトラブルの中で多かった原因の一つは
意外にも、日本の会社側対応者の安易な「Yes」でした。
相手の言っている事がよく分からない時や、迷った時などに
相槌のつもりで適当に言ってしまった「Yes」が大きなトラブルを生むのです。
ほんの数秒の会話が、賠償問題にまで発展してしまう可能性もあります。

外国人と直接話す機会が多い業務の場合は、
日本語スピーカー同士の「行間を読む」コミュニケーションは
基本的に外国人には通用しないことをしっかりと念頭に置き、
分からない時は「分からない」、今すぐ答えられない時ははっきりとそう伝える、
また、きっぱりとYES, NOを伝える力があることが大切になります。